盆栽の基本的な作りかた・植え替え

	基本工程
用意するもの
	盆栽の土（写真のピラカンサの場合は赤玉土８：桐生砂２）はさみ・針金・ピンセット・箸・ごろ土・植物・鉢（穴あき）・鉢底ネット・針金等

	土は植物によって配合が変わります。水生の植物のように水が好きな植物は、けと土をいれたり土をブレンドします。
１．鉢の準備をする
	鉢底にネットを置き、そこに針金を加工したもので固定する。これは土もれや虫の侵入を抑えるためです。

	針金は写真のようにし、鉢の底を通して固定（ネットが動かなければＯＫです）
２．ポットから植物を出し、余分な土を落とす
	お箸などで土を落としてください。根を痛めないように注意して作業してください。絡んだ古い根をほぐしましょう。

	苗を取り出す前に伸びすぎた枝や枯れた葉を取り除く作業をしておくと楽です。
３．鉢底にごろ土を入れる
	鉢の底にゴロ土を入れます。水はけをよくします。

	根が浅く、樹が大きい苗は長い針金で根を固定します。
４．植物を鉢に入れ、盆栽の土を入れていく
	土を入れます　根と根の間にもしっかりいれます。お箸の先で土をつつくと入りやすい

	少しずつ土をいれ、お箸でつつくを繰り返ししっかりいれるのがコツです
５．形を整えて、水を入れる
	土がこぼれないようにゆっくり水をあげてください　たっぷりと水が底からでてくるまであげてください

	濁った水から透明な水になるまでたっぷり与えましょう。
６．苔（こけ）を貼って完成です

	苔（こけ）は少し大きめのを選び、ぎゅっと埋め込むように貼りましょう。苔はお化粧なので、植えなくても生育に問題ありません。いよいよ完成です。上手くいきましたか？
盆栽は難しいという印象があるかもしれませんが、最低限の知識があればあとはじっくり観察していると変化や状態がわかってきます。最初は育てやすい植物を選ぶのもいいですし、一目ぼれした植物を調べてチャレンジするのもいいかもしれませんね。みどり屋　和草（にこぐさ）では盆栽教室も行っております。盆栽の世界に触れてみませんか？

剪定と植替えを繰り返す

盆栽が小さいまま何年も同じ鉢の中で生きていくのは剪定と植え替えを繰り返し行うことでなりたっています。
手に持てる小さな世界を何年、何十年と育むことができます。植え替えについてもご遠慮なくご相談ください。植え替えや制作用の材料も取り扱っております。
みどり屋　和草（にこぐさ）では盆栽教室も行っております。盆栽の世界に触れてみませんか？