作り方

How to Make Karesansui

枯山水の作り方

01

える

最初に、心落ち着かせ自分が禅僧になったような気持で
どのような景色、風景を作るか考える。

  • こたえはありません。
    思い描いた景色を想像してみましょう。

  • 砂と石を使って、山、川、岩、静的、動的、
    様々な景色を表現します。
    素材の色や形をよく見てみましょう。

  • 思索
    思考

    具体的な景色ではなく、あなたの世界観、
    思い描く宇宙でもいいのです。
    正解はありません。
    思い思いの正解をつくりましょう。

02

トレイに白砂をいれて砂を平らに均す。

  • れる

    トレイに入れるときもたのしむ。
    山に見立てたり、ゆっくり動かしながら注いでみる。

  • ならす

    ならし棒などの道具を使ったり、手や指でならすのもよし。

  • トントン

    トレイの縁を手でトントンたたいても。

03

石を見つめて、その石の顔(表・裏)などを決めて、どこに置くか
配置を考える。

  • 石をいろいろな角度から見てみる。
    見せる部分と隠す部分。様々な表情が石にもあることに気付くかも。

  • 二つ三つと複数の石を組み合わせて置いてみる。
    対峙する二人に見えたり、寄り添う家族に見えたり。

  • える

    位置が決まったら思い切ってどっしりと腰を据えるように置く。
    決めたら迷わない。

04

自分が思い描いた景色、風景に合う砂紋(箒目)をつける。
波?雲?雪?宇宙?

  • 水の流れを表すのが砂紋。レーキを力まずそっともって動かす。
    まっすぐな線や滑らかな線が引けないかもしれない。
    気持ちを落ち着けて何度もやってみる。

  • まっすぐな砂紋は静かにゆるやかにながれる川のよう。
    急な曲線は風に波立つ嵐の水面のよう。

  • 集中

    砂紋を描くことに集中していると、
    いつの間にか日々のいろいろなことを忘れ、
    心が静かに整っていることに気づく。

枯山水形式美は、
自然の美しさ+主観的な風情
さあ!心の扉をひらいて

枯山水の表現方法

  • さんぞんせき三尊石

  • きょくすい曲水

  • とびいし飛び石

  • つきやま築山