苔についての素朴な疑問
こちら以外にもご質問があればお気軽にお寄せ下さい。

Q1.苔(こけ)を育てたいのですが、鉢穴(底穴)がないお茶碗のようものでも育てられますか?

A1.苔だけを植え込んでいる場合は穴が開いていても開いていなくても構いません。開いていない器で管理する際は、水がひたひたになるようでしたら器を傾けて余分な水をだしてください。

Q2.苔(こけ)の先のほうが白っぽくなってきました。

A2.空気が乾燥しているため苔の葉先が水分不足になってしまったと思われます。苔の葉先(表面のみ)白い部ハサミなどでカットしてください。室内など空気が乾燥した場所に置き続けると多く起こります。空気の乾燥を避け、霧吹きなどでこまめに保湿してください。

 
Q3.冬の間、室内の暖房の効いている部屋で育てていたら苔が茶色になってしまいました。復活しますか?

A3.苔は気温が高く風通しの悪い場所を嫌います。暖房の効いた部屋や夏の暑い部屋は特に苔の内部が蒸れやすく苔の葉色が悪くなります。苔が少し茶色くなったくらいでしたら涼しく風通しのいい場所で管理していただければ、下から新しい苔の葉がでてきます。

 

Q4.苔は増えますか?今、器に半分くらい苔があり、将来は器いっぱいにしたいのです。

A4.器半分の苔をいっぱいに増やすことはできますが時間がかかります。薪きゴケといって、ハイゴケやスナゴケなどの繁殖力旺盛な苔をハサミなどで細かくし、目土(砂などを苔にかぶせる)をかけると湿度が保たれ割と早めに増やせます。

 
Q5.お店でヤマゴケを購入したのですが、塊になっている苔は分けても大丈夫ですか?枯れたりしませんか?

A5.1つ1つの苔は独立して生きてますが、ある程度の塊(集合体)で湿度を保ち体を支えあうしくみになっています。あまり小さくほぐすと活着(土や石などに張り付いて固定する)しにくくなります。一番小さい塊は1円玉くらいの大きさを目安に使用してください。

 
Q6.苔に肥料は必要ですか?

A6.苔に肥料は必要ありません。光と水があれば十分です。逆に固形の肥料などを苔に直接置くと肥料焼けをおこし、苔が黄色くなります。活力剤(メネデールなど)は適量を守っていただければ与えても構いません。

 
Q7.水を忘れて、苔がカラカラに白く乾燥してしまいました。もう枯れているのでしょうか?

A7.ヤマゴケやハイゴケ、スナゴケなど乾燥に強いものはカラカラになっても1か月ほどは大丈夫です。その際は水をたっぷりかけて葉にしっかり水を含ませてください。

 
Q8.道端にある苔は育てられますか?

A8.はい、もちろん育てられます。ただ苔はその場所の所有物になりますので、勝手に取ったりせず、土地の所有者に許可を採ってください。採取した苔はもともとあった場所と同じような環境で育ててください。公園や山などの苔も採取しないようにしましょう。

 
Q9.色々な種類の苔を1つの器で管理できますか?

A9.可能ですが、できるだけ同じような種類で育てるのをおすすめします。繁殖力の強いもの弱いものや、日陰をこの見もの、日当たりを好むものなど相反するものと管理せず、同じような種類で管理してください 

Q10.苔は日陰のじめじめしたところでないと育たないのでは?

A10.苔も光を浴び、光合成をして成長します。苔の種類によって日当たりを好むもの、半日陰を好むもの、乾燥気味な場所や多湿を好むものと様々です。程度の差はありますが、必ず光は必要です。


今まで当店へご質問いただいた内容をまとめてみました。 ご質問の多かったものなど随時更新していく予定です。 ちょっとした疑問などございましたらお気軽にお問い合わせください。 お問い合わせメール info@nicogusa.com

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